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肩こり・腰痛

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 厚生労働省による「国民生活基礎調査」(平成29年)という国民の健康状態を調査した結果によると、病気やケガなどの自覚症状がある人のうち、最も多い症状は、男性の1位腰痛、2位肩こり。女性の1位肩こり、2位腰痛です。

 

肩こりについて

【症状】
首すじや首のつけ根~肩や背中にかけての張り感。コリ感、痛みがあります。個人差ありますが、ひどいときには頭痛や吐き気を伴うこともあります。

【原因】
肩こりの原因は多岐にわたります。例えば、首や背中が緊張するような姿勢での作業、事務作業など連続して同じ姿勢を取っている、猫背や前かがみなど姿勢の良くない人、運動不足、精神的なストレス、片側の肩ばかりにショルダーバッグをかける、冷房などです。

【検査・診断】
問診や神経学的診察、筋の圧痛や筋緊張の触診、肩関節可動域や頚椎疾患のチェックなどを行います。必要に応じて、X線(レントゲン)撮影、MRI、筋電図、血圧測定などの検査も行います。
整形外科疾患以外にも頭蓋内疾患、高血圧症、眼疾患、耳鼻咽喉疾患などからくる「肩こり」も少なくないので、まずは整形外科で受診しましょう。

【鍼灸SL併用療法】
疼痛緩和と自律神経の正常化を図る目的で治療を行います。
鍼灸治療では全身的な調整と、治療経過を見ながら、局所への鍼治療、低周波鍼通電、徒手療法(マッサージと運動法)などを選択しながら治療を行います。
スーパーライザーは星状神経節や局所への照射を行います。

 

腰痛について

 

【原因・分類】
1 腰部(もしくは脊柱)が直接関与するもの
側弯症、腰椎分離症など成長に伴っておこるものや、変形性脊椎症・椎間板ヘルニア・脊柱管狭窄症・変性すべり症など加齢により生ずるもの、腰椎骨折や脱臼などの外傷、カリエスや化膿性脊椎炎などの感染や炎症によるもの、転移癌などの腫瘍によるものなどがあります。

2 腰部(もしくは脊柱)に直接関与しないもの
解離性大動脈瘤・尿管結石・子宮筋腫・子宮内膜症・胆嚢炎・十二指腸潰瘍などの病気に伴うもの、変形性股関節症などの腰以外の整形外科疾患によるものもあります。さらに心理的(精神的なストレス)な原因による場合もあります。

 

【検査・診断】
 医療機関では、必要に応じてX線(レントゲン)検査、MRI検査、筋電図検査、血液・尿検査などを行います。上記の通り、いろいろな原因があり、それにより治療法が異なるからです。
発熱している、痛みが軽くならないどころか腰痛がしだいに悪化している、下肢がしびれたり力が入らない、、、そんなときは、早めに整形外科を受診することをお勧めします。

【鍼灸SL併用療法】
 疼痛緩和と自律神経の正常化を図る目的で治療を行います。
鍼灸治療では全身的な調整と、治療経過を見ながら、局所への鍼治療、低周波鍼通電、徒手療法(マッサージと運動法)などを選択しながら治療を行います。
スーパーライザーは星状神経節や局所への照射を行います。

【セルフケア】
 腰痛により、、、
日常生活が制限されてしまう⇒体力が低下し⇒腰を支える筋力も衰える⇒精神的な落ち込み⇒さらに腰痛悪化

この悪循環を断ち切るために、日常的姿勢(中腰は極力避ける)に注意しなが、ら腰の支持性を高めるための運動や体操を継続的に行うことをお勧めします。

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